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生産育成関係

繁殖牝馬(はんしょくひんば)

子馬を生産することを目的として飼養される牝馬。生産者はその牝馬の血統、成績、能力等を熟考した上で、強い産駒の生産を目指し適切な種牡馬を選んで配合を行う。種牡馬と違い1年に1頭しか出産できないので、競走成績が優秀ではなくても繁殖牝馬として飼養される可能性は牡馬よりも高い。

生産牧場(せいさんぼくじょう)

サラブレッドを生産、育成して売却することを目的にしている牧場のこと。繁殖用の牝馬を所有し、種牡馬の選定や交配、生まれた馬をトレーニングセンターまたは育成牧場に送るまでの馴致や育成を行っている。

種付(たねつけ)

繁殖のために種牡馬が繁殖牝馬と交配すること。種付シーズンは2〜7月とされており、特に牝馬の発情期にあたる4〜6月にピークを迎える。

種牡馬(しゅぼば)

父馬のこと。競馬の世界では同じ父馬が複数の繁殖牝馬に種付をするので、誰もが種牡馬になれるわけではなく競走成績の優れた優れた馬や血統の良い馬のみが種牡馬として選定される。

飼葉(かいば)

馬の餌の総称で、濃厚飼料、粗飼料、サプリメント等の補助飼料がある。濃厚飼料は穀類(日本では主にエン麦)、穀類副作物(ぬか類)、マメ類、油粕(あぶらかす)類など。粗飼料は、各種牧草の乾草もしくは青草、補助飼料としてはカルシウムやビタミン剤などが挙げられる。

育成牧場(いくせいぼくじょう)

牧場で生産された馬が競走馬としての基礎的訓練や調教をする牧場のこと。競走馬のサイクルは大別すると生産、育成、競走のステージがあり、育成牧場はそのうちの育成のステージを担う。具体的には騎乗馴致から入厩までの機関を担当することが一般的。デビューまでの育成目的以外にも、競走馬の休養、調整を行うための育成牧場もある。

せり

競走馬の売買形態の一種で競売のこと。公開市場で最も高い金額を提示した買い手が売却できる。日本における代表的なせり市は毎年7月に北海道のノーザンホースパークで開催されるセレクトセールで、1億円を超える取引馬が多数輩出されていることでも有名。

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